会報 「ハーネスながの 第67号(2023年4月)」

ハーネスの会

2023年10月02日 09:10

会報 「ハーネスながの 第67号(2023年4月)」

発行:長野県ハーネスの会 会長 池田純 編集 前野弘美 片山幸子
〒381-0043 長野市吉田3-16-13 (株)Jハート内 Tel. 026-214-0802

振込み:ゆうちょ銀行 00570-7-17991 「長野県ハーネスの会」

本号の内容

ご挨拶 会長 池田 純
運営委員会報告  第3回運営委員会 池田 純
特別寄稿  一眼二足で参加 島根県松江市 石田尚志&クベル
特別寄稿  神奈川ハーネスの会の紹介 会長 大堀悠佳
ご意見を  疾病治療費助成について 運営委員会
ハーネス基金 令和4年度ハーネス基金支援報告 ハーネス基金チーム 
感謝録 ご寄付と募金箱の報告
事務局から
編集後記 片山 幸子


『ご挨拶』 会長 池田 純

新型コロナウイルスの感染拡大・ウクライナへのロシアの侵攻をきっかけとするガソリン価格の急騰、生活物資の天井知らずの上昇の中、ハーネスの会の皆様におかれましては、どのような春をお迎えでしょうか?
 新しい盲導犬のパーシーと歩き始めて早6カ月、以前より歩く速度が早くなり、日々の階段昇降が楽になりました。数か月前は「階段のない家に住みたい」と嘆いていたのですが。
 毎日の生活の中ではあまり意識することはありませんが、歩くというのは、やはり体にとって大切なものと再認識しています。飯田の原さんは「盲導犬はウォーキングパートナー」とよく言っていますが、運動不足になりがちな視覚障害者にとって盲導犬と共に歩くというのは、心にも体にも多大なる好循環をもたらしているようです。
 そんなことを実証してくれるデータを集める学者が出てくれるとよいのだがと考えていると、今回原稿を寄せてくださった、島根県の石田さんの紹介で、東京大学の学生が卒業論文として『盲導犬利用者の心理的分析』というテーマを掲げて盲導犬利用者にインタビューをし、それを論文にまとめつつあります。我が国の最高学府でどのような論文がまとまるのか楽しみです。
 私もその学生のインタビューを受けましたが、その中で強調したのは「盲導犬は私のカウンセラー」ということです。私の心のありようが、盲導犬に敏感に伝わり、気持ち良く歩いてくれることもあれば、不安そうに歩くこともあるからです。
 毎日毎日繰り返し使っている盲導犬に対する指示語のニュアンスを盲導犬は敏感に感じ取って、私の心のありようを感じているようです。青信号になったので横断歩道を渡り始めたとたん、目前を通り過ぎて行く自動車があっても、自転車で目前を通り過ぎながら「バカ」と捨てぜりふを残す高校生がいても、腹を立ててはいけないようです。

運営委員会報告   第3回運営委員会

【日時】
 2023年2月26日(日)
 午前10時〜12時 オンライン開催

【参加者】
 池田・原・前野・丸山・広沢・両角・角谷・
 齋藤

【議題】
①2023年度総会について
②ハーネス基金の治療費・フィラリア予防の補助について
③ハーネス基金の申請手続簡素化について
④ミニ旅行について
⑤対策チームからの報告
⑥会報チームからの報告
⑦事務局からの報告
⑧会計報告

【議事】

(原)治療費補助2件。死亡弔意金1件。フィラリア予防は現役犬15頭、引退犬1頭。
補助辞退1頭。要綱の8条と9条を改正して、申請手続を簡素化する。
(丸山)坂田さんの主催で、9月3日に上田市丸子の国際音楽村で音楽会を開き、私た
ちが演奏するが、後援になってくれないか?
(池田)後援するのはかまわないが、あまり力にはならないと思う。
(丸山)秋のミニ旅行の希望があれば出してほしい。
(広沢)対策チームへの相談はなし。
(角谷)1月22日、長野県の共生条例の学習会に行った際に、女性会館しなのきの近くのラーメン店で拒否。サンドイッチ店でも拒否された。
(丸山)パン屋で、低い場所に陳列している店があり、そのパンをパクッとしてしまったことがあり、それから外で待つようにしている。
(広沢)アリオでは、ショッピングアテンダントが介助してくれる。商品の説明をきちんとしてくれるので助かる。かなり狭い通路も案内してくれる。
(両角)上田のイオン、長野の東急にもいます。ミドリでは、男女のアテンダントが親切に対応してくれた。
(前野)会報の原稿募集中です。寄附者の記事を載せる予定。
(池田)総会は久しぶりに対面で6月18日に長野市でする予定。
(角谷)自宅近くの信号が「信GO!」の対応になったが、その工事の最中に、歩道に自動車を駐めて中で作業員が眠っていた。上田市、長野県、警察に抗議した。
(前野)松本では5箇所に音声信号が付き、うち2箇所が「信GO!」の対応。住民から「音がうるさい」という苦情がまだ出ているとのこと。
(丸山)イオンの近くの信号は押しボタンの位置が分からなかったが位置を知らせる音が出るようになった。その音の出る場所が2か所のみであるが、音が出ることで押
しボタン式である事が分かるようになった。浅間温泉の第一高校の信号はそのままで歩車分離信号にはなっていない。歩車分離信号になると押しボタンを探すのが大変。
(広沢)アイメイトでは、押しボタンを「ボタン」という命令で教え、交差点に戻るには「コーナー」という命令がある。
(池田)そんな命令があればいいですね。パーシーが車道に出てしまったことがあって、押しボタンに向かっていたかもしれない。
(広沢)田中駅については、朝と夜、土曜・日曜が無人になるので、事前に頼んでおくと、他の駅から介助に来てくれる。岐阜に行く予定があるが、その際には、しなの
鉄道・JR東日本・JR東海のそれぞれに連絡する必要あり。
(池田)東京都内を移動する際は地下鉄間・私鉄にも連絡してくれる。
長野県の交通局という新しい組織ができる。4月になったら県庁に行く用件があるので話をしてみます。

特別寄稿 「一眼二足」で参加盲導犬と紡ぐユーザーの会in奈良
島根県松江市 石田尚志&クベル

 この大寒波で松江市も大雪。妻・智美の週2日の通所リハビリも5日間も閉鎖です。リハから帰ると上がり框からキャスター付きの事務用椅子の音を軋らせて台所内まで移動。椅子のままで昼食を作ってくれていました。
私は、白い盲目、暗い部屋の明りも振動光度器をつかってしか判りません。

◆一眼いちがん二足にそく

 旅をするのに不便な順序は1に視力、2に足腰の順かと思っています。元来は剣道用語ですが、これ我々夫婦の不自由さにピッタリです。かつてはキャリアケースをガイドに妻と私、お互いに補い合ってJALやJRでの旅をしていました。
年ごとに妻の膝も私の視力も益々不自由になってきました。
 2019年、日本視覚障害者団体連合(日視連)、札幌大会の先乗り旅行で北海道の道東に行きました。盲導犬繋がりの友人Aさんを訪ねての旅でした。妻はまだ少しは歩けましたが、ホテルのビュッフェでの食べ物の取り込みや知床半島の木もく道どうでの観光は札幌のN・Mさんが、車椅子を押してくださったおかげでできた旅でした。
 その後COVID−19で巣ごもりが3年。日視連や島根ハーネスの会の総会、島根県立大学の公開講座など中止になった企画も沢山!出控えを強いられている間に、一眼二足の夫婦の移動の不自由さも募っていたのです。

◆岸辺の蟹が出歩くまで

 昨年初夏、盲導犬絡みの奈良旅行が沸いてきました。眼に足にと不自由さを募らせた我ら夫婦!どうやって参加しようかと脳漿を絞ったのです。
①「石橋も叩いて渡る」:旅行に向けての予行演習、こんな風です。
 「超軽量折り畳みできる電動車いす」、クラウドファウンディングMAKUAKEで知っていた、持ち運べて小さくもなるものを、ケアマネージャーを通じて8月だけレンタルして試しました。
②「我が家の中で試す」:操縦は直ぐに慣れた妻でした。手漕ぎの車椅子よりも小回りが利きました。
 普通車への積み込み:自家用車のハッチバックに積み込むのに向きや、21.6キログラムを抱えて積み込むのも少しの工夫だけで慣れました。

 買い物:妻の運転で隣町の道の駅や大型スーパーまで行きます。駐車場で電動車いす(私が降ろして、妻が操縦する車いす)の背もたれをガイドにして歩き、クベルは更にリード歩き。
駐車場から店内へスイスイと、買い物棚の間を楽々です。
 買い物かごは背もたれバーの両端に百均の大きなカラビナを付けて、持ち手を吊り下げ商品を入れていきます。

③「タクシーでは?」:電動車いすを営業所まで自家用車で運び、タクシーの空のトランクに積み込んでみました。
LPGのタンクがあっても電動車いすが積み込めます。旅先でタクシーも使えそうです。

④「JRでお試し」:伯備線の岡山行き特急“やくも”で乗り込みの練習。松江駅から二駅目の米子駅まで車椅子座席を予約しての試験旅行です。

 問題点:ホームとやくもの床面の高さの違いはスロープで補ってもドア幅が狭く車椅子のままでは通れません。
 対処:妻はホームの端っこで車いすを降り、スロープで徒歩乗車、車いすの畳み方を駅員さんに教えてデッキの空いた場所に移動して貰いました。間の停車駅では開かないドア側のデッキに乗務員さんが移してくれます。
米子駅では駅員さん3名が待ち受けてホームで車椅子を開き、妻が運転して改札を出ました。
ドア幅や床高は、特急やくもが新型車両273系になり改善されるのを期待します。
 これで、11月中頃の奈良旅行への参加が決心できました。

◆犬も歩くと棒に当たる:本番の旅での発見

 松江駅から岡山駅までと新幹線で京都駅まで車いす座席を予約しました。予約が確定するのが1週間前なのがとても不便です。
 京都駅までの新幹線のぞみ(N700S)では11号車の出入口の直ぐ近くの“車椅子ブース”でした。室内は車椅子の方向転換もでき、二人分の座席もついていました。

 帰りののぞみでも車いすブースは同じ11号車で入口の自動ドアの内側に充電に使える交流100ボルトコンセントがあること、通路を挟んだ向い側には車いすトイレもあるのを途中まで同乗した二女が教えてくれました。往路では危惧していた車いすのバ
ッテリ切れやトイレの不安も復路では霧散しました。

写真:石田夫妻とクベル。のぞみの車いすブースにて。

◆JR在来線のもうひとつの旅
 12月初旬に島根県の西部・益田市で1泊2日の“ユニバーサル石見神楽鑑賞ツアー”に夫婦で参加。
この往復には特急やくもとは型式が違う2両編成の特急スーパー「おき」と「まつかぜ」でした。
気動車キハ187系の座席指定の車両が車椅子対応になっています。
この機材では床とホームの高さの差が少なく、ドア幅も電動車椅子に載ったまま乗降でき、楽々でした。
 車いす対応座席に座ると折りたたんだ電動車いすは車掌さんが安全なデッキに移してくれました。
 白杖歩行で連結デッキを探すと、なんと車椅子がゆったりと入るトイレを探し出せましたよ。
 いくつかのJR列車での旅で探し回っては思いがけないものを発見できた昨年の最終四半分でした。
一眼二足の片方ずつが不自由な夫婦、この電動車いすのご利益で、一人ずつでしか招かれない旅に誘われるまで、暫くは二人での買い物や食べ歩き、夫婦旅が続けられるよう望んでいるところです。 
(島根からご寄稿いただきました)

特別寄稿 神奈川ハーネスの会の紹介 会長 大堀悠佳 & ジャネット

 私たちの会は2021年8月に発足した生まれたばかりの会です。
盲導犬ライフを続ける中で、あまりに受け入れ拒否が多く、その都度、個々の事例では解決していました。
しかし、いくら個人的に解決を見ても、そのことが周りのユーザーの為になるかどうかを考えた時、このままでは私たちの豊かな盲導犬ライフは叶えられないと悲しい思いに陥りました。
 そこで、盲導犬ライフがより豊かなものとなるようにとの願いを込めて、今まで存在しなかった「ハーネスの会」を神奈川に立ち上げようと考えました。昨年8月には会則も決まり8月1日に正式に会を立ち上げた次第です。
 当面の課題としては収まることのない受け入れ拒否とウェルカムの事例を集め,今まで60例が集まりました。単なる拒否の記録だけではなく、その時の私たちユーザーが被った挫折感、ウェルカムの例では嬉しかった心を、資料として作り上げました。
資料としてまとめてみると、今私たちがしなければならないことが見えてきました。
 先日は神奈川県庁を訪問して、障害福祉課の担当メンバーと面会し、ユーザーの実情を話してきました。また、川崎市では盲導犬の医療費の公的補助がゼロであることから、この問題を取り上げて活動しています。
 県議会ではかつて「犬に税金を使うのはいかがなものか」などの発言があり、未だに進展しないのが現状です。長野県では、高額医療を補助してくれる制度を入れていると聞きました。民間の力も借りて、会員の大きな負担を軽くする制度を見習ってゆ
きたいと考えます。
 神奈川県には61頭の盲導犬と、その他介助犬と聴導犬で70頭弱の補助犬がいます。
私たちは、全ての補助犬を対象と考えて活動していますが、個人情報を重視する考えの下では対象となるユーザーがどこに住んでいるのか把握できずにいます。とはいえ、私たちの啓発活動が順調に進めば、全てのユーザーが安心して住める神奈川県にな
ることを信じて、漸く歩み始めたところです。
 最近の地球の様相では、いつ何時、どんな災害に見舞われるか分かりません。そこで、会員一人一人の意識を高めるために、来たる3月9日に第二回災害防災学習会を避難所をテーマに開きます。ほとんどの視覚障碍者が避難所には行きたくないと考えて
いるそうです。先日読ませていただいた長野県ハーネスの会の会報の中に、防災に関する記事がありました。いざという時にどう行動するかを、たとえ頭の中だけでも考えておくために皆様のお知恵をお借りしたいと願っています。

 立ち上がったばかりの私たちです。まだ、お話しするようなことはしていません。
これから何が出来るか補助犬の福祉向上を目指して歩いて行きますので、先輩の長野県ハーネスの会の皆様どうぞよろしくお願いいたします。
 最後になりますが、盲導犬ライフに欠かせない優れ物のグッズを紹介いたします。
テレビでも紹介されたので既にお使いのユーザーさんもおられることでしょう。それは、「パクパクローラー」です。
 盲導犬の抜け毛や、ブラッシング後の毛の始末に大いなる威力を発揮します。構造はエチケットブラシを使ったもので、取れた毛を簡単に取り出せて、見えない私たちでもどのくらい取れたのかを指先で見ることが出来ます。11月の奈良旅行のお土産と
して参加したユーザーさんにプレゼントしたところ、皆様から絶賛を浴びました。
この名前でネット検索が出来ますので一度覗いてみてください。
 続いてお勧めする便利なものとは何でしょうか。それはシャワーキャップです。
先頃までホテルなどに宿泊したらバスルームに備えてありました。それを二枚重ねてハーネスバッグにかぶせると、雨の日や雪の日にハーネスバッグに入る雨滴などが入りません。私は以前、アラソーブが濡れてバッグの中でゼリー化して取り去るのに困っ
た経験があります。1枚より2枚を重ねた方がきちんと固定できます。二か所ほど端を縫い重ねるともっと丈夫になります。
 最後にお勧めするのはかさかさした指先にちょっと湿り気を与えることが出来る便利なものです。それは、盲導犬の濡れた鼻先です。外出先でワンツー袋を開きたいときとか、現金で支払いをするときのお札を数えるときなどでほんの少し鼻に触るだけ
で事が足ります。気を付けたい点はこちらの指先が汚れているときは止めましょう。
他にも便利なものや工夫を凝らしたものがあると思いますが、盲導犬のユーザーならではの便利グッズを是非ともお試しください。
 私たちはこれからも、先輩のハーネスの会の皆様に教えを請いながら歩みを続けてまいります。
どうぞご指導のほどよろしくお願い申し上げます。 

(神奈川からご寄稿いただきました)

ご意見を 疾病治療費助成の申請手続きについて 運営委員会

 ハーネス基金による支援の一つに「疾病治療費助成金」があります。動物病院での診療費の半額を助成するものです。
 盲導犬使用者や引退犬飼育者の診療費負担を、少しでも軽減するためにハーネスの会が発足した当時から行っている、支援制度です。
 しかし、これまで盲導犬使用者のこの制度の利用は必ずしも多くはありませんでした。それらの現状をふまえて運営委員会ではその背景などを意見交換してきました。
 利用が少ない理由として、視覚障害のある会員にとって申請手続きがやや困難となっているのではないかと考えるようになりました。
 従来の申請手続きのポイントは二つ。
①墨字申請用紙を事務局に請求し、その用紙に使用者についての情報、盲導犬についての情報および受診内容と支払額の情報を記入して事務局に送る。
②動物病院の発行する治療内容の分かる領収書を申請書に添付する。
 これらの2点からなる申請手続きは視覚障害者にとっては独力では困難な点の多い作業です。
 そこで運営委員会では、できるだけ視覚障害者にやさしい方法を採用しようと検討しています。

①の申請書へ記入する内容については電話またはメイルでも受け付ける。
②の動物病院の領収書については、最近どちらの動物病院でも通院ごとに発行している「診療明細書」のコピーまたは原本を事務局に郵送していただく。

 正式には6月の令和5年度定期総会で決める予定です。ハーネス基金運営規則の第8条、第9条が該当部分です。
 この「疾病治療費助成の申請」、特に手続きについてご意見やご要望のある方は事務局までお聞かせください。
(担当 原哲夫)

ハーネス基金 令和4年度支援報告

 令和4(2022)年度のハーネス基金による各種支援の状況を報告します。
 令和4年度内の在籍盲導犬は16頭、引退犬は1頭でした。その内で盲導犬1頭の使用者から支援の辞退がありました。よって令和4年度は16頭の盲導犬と引退犬の使用者および飼育者に支援が行われました。

(1)健康管理費助成金 
 フィラリア予防ワクチンまたは予防薬に対する助成金で、1頭5,000円です。
全犬16頭が対象となりました。
 5,000円×16頭 合計  80,000円

(2)疾病治療費助成
 動物病院の診察や検査、治療と処置に要した支払額の半分を助成します。対象は令和4年1月1日から12月31日までの期間の受診です。今回は盲導犬使用者2名から申請がありました。

①盲導犬:カナール(♀5才)11,198円
②盲導犬:ユリス(♂10才) 12,311円

(3)死亡弔慰金
 盲導犬または引退犬が死亡した場合に、お見舞い金として10,000円贈ります。
該当が1件ありました。

成澤正行さん使用の盲導犬: ユリス 12月死亡  10,000円
 令和4年度ハーネス基金による支援総額  113,509円 
 これらの支援内容は2月26日の運営委員会において承認されましたので3月中に口座振り込みにて送金しました。 
(原 哲夫)

感謝録 ご寄付、募金ありがとうございました

昨年度末よりこれまでにご寄付・募金をお寄せ頂きました皆さまです。

<団体寄付・募金箱>
・盲導犬使用者サポートクラブ様1万円
・角谷美由紀様6877円

<個人寄付>
相星れい子様、赤塚光恵様、飯嶌悦代様、
井川さゆり様、今村邦彦様、角谷美由紀様、金井修司様、上条きみ子様、北澤とも江様、小林茂登様、清水純子様、古内みづほ様、鈴木聡子様、茅野まちこ様、高瀬制一様、久島和実様、福澤昭司様、松尾寿美子様、宮澤藤貴子様、三村惇子様、甕健子様
、両角幾雄様、吉川敞子様、横関恭子様

メッセージ(振込通知書から)

北沢とも江様:猛暑の折、御自愛ください。
高瀬制一様:妻、牧代が他界し3年がたちました。会員登録の抹消をお願いします。
横関恭子様:コロナに暑い夏で大変でしたが、スタッフの皆さん、仕事をしているワンちゃん達、ユーザーさん、頑張って!応援してます。

大勢の皆さまありがとうございました。心より感謝申し上げます。

事務局から

◆会員登録の情報の確認のお願い
住所や電話番号・メールアドレスなどの変更がありましたら、事務局までご連絡ください。
また、盲導犬ユーザーと引退犬ボランティアの皆様は、パートナーや引退犬の状況に変化がありましたら(代替え・死亡など)、必ず事務局までご連絡いただきますようお願いいたします。

◆事務局連絡先
 メール jimu@harness-nagano.com
 電話 026-214-0802(会長池田直通)

◆メーリングリストの投稿先アドレス
長野県ハーネスの会のメーリングの宛先を ml0001@ml.harness-nagano.comでも配信される様にしました。
今まで、アドレスが長く煩わしく感じた方は少しすっきりしたと思います。
今後は ml0001@ml.harness-nagano.com を、宛先として使ってください。
よろしくお願い致します。

《編集後記》

 私の家は長野市の郊外、裏山には杉がいっぱいという自然が豊かではあるけれど、嫌な場所にある。というのも、ここに来てから花粉症を発症したからだ。加齢によって少し楽にはなったものの、まだこの時期は辛い。近くに住む孫たちも7歳と5歳の
子はちょっとその傾向がある。
人生100年時代に残りの人生ずっと花粉に悩まされるのは何とも可哀想と思っていたら、3月に7歳になった子は昨年6月からシダキュアという薬で、「1日1回1錠、舌下にて1分間保持した後、飲み込む」という舌下免疫療法を始めた。
 効果が確立するのは2年くらい続けないといけないようだが、それでも今春は去年程ひどくない。花粉症でお悩みの方、身内や友達にぜひお勧めを。(片山)

 (以上)



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